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タイガー惜敗、復活Vならず… R.マキロイ、ベ・サンムンら3回戦進出

更新日:2012/02/24 12:32
タイガー惜敗、復活Vならず… R.マキロイ、ベ・サンムンら3回戦進出

 

 タイガー・ウッズ(米)の復活優勝は夢と終わった。

 世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズの今季初戦、アクセンチュア・マッチプレー選手権2回戦(現地時間23日/アリゾナ州、ザ・リッツ-カールトンGC)で、ニック・ワトニー(米)と対戦したタイガーだったが、この日はグリーン上で苦戦した。1番をバーディとしたワトニーに先手を取られたタイガーは、2番のバーディで追いつき、4番のワトニーのボギーで1アップとしたのもつかの間、7番でボギーを叩いてしまい試合は振り出しに。

 そしてオールスクエアで迎えた10番でワトニーにコンシード(OK)を出して1ダウンとなった後は、一度も追いつくことなく1ダウンで終盤へ。勝負のかかった18番ではピンまで1.5メートルにつけるナイスショットを放ったものの、スライスラインをよみ切れずバーディを逃してそのまま1ダウンで敗退した。

「パッティングがよくなかった。芝目が難しかった」と、疲れた様子で語ったタイガー。過去3勝している大会で復活優勝するシナリオを描いていたはずだが、たった2回の戦いで舞台から降りることになってしまった。

 そのタイガーとは対照的に、世界ランク2位のローリー・マキロイ(北アイルランド)、同3位のリー・ウェストウッド(英)、同4位のマーティン・カイマー(独)はいずれも順調に2回戦を突破。また、昨季日本ツアー賞金王のベ・サンムン(韓)がチャール・シュワーツェル(南ア)を1アップで下した他、ダスティン・ジョンソン(米)、スティーブ・ストリッカー(米)、マット・クーチャー(米)らが3回戦に駒を進めた。

 一方、1回戦で世界ランクNo.1のルーク・ドナルド(英)を撃破したメジャー3勝のアーニー・エルス(南ア)は、ピーター・ハンソン(スウェーデン)に5アンド4で敗れ、3回戦進出ならず。さらにルイス・ウーストハウゼン(南ア)、キーガン・ブラッドリー(米)、ジェイソン・デイ(豪)らも2回戦で敗退している。

 なお、日本勢で唯一出場している石川遼は、1999年の全英オープン王者ポール・ローリー(スコットランド)の前に1ダウンで敗れて2回戦で姿を消した。

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