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先週のリベンジ狙う藍4位タイ浮上! 桃子は後退

更新日:2012/02/25 11:44
先週のリベンジ狙う藍4位タイ浮上! 桃子は後退

 

 先週ヤニ・ツェン(台)にあと一歩で敗れ、自身のシーズン初戦Vを逃した宮里藍。リベンジを誓う今週、2年ぶりの大会Vに向け絶好のポジションを確保した。

 米女子ツアーのHSBC女子チャンピオンズ(シンガポール、タナ・メラCC)は現地時間24日、第2ラウンドの競技を終了。南国特有の蒸し暑さに集中力を保つのが難しい状況の中、宮里は6番パー4で10メートル以上のバーディパットをねじ込むなど、粘り強いゴルフで4バーディ、2ボギーの2アンダー70をマーク。「ショットでチャンスを作ることはできなかった」と語ったが、このオフに修正したショートゲームが冴え、通算5アンダーまでスコアを伸ばして首位に並ぶアンジェラ・スタンフォード(米)、ケイティー・ファッチャー(米)、ジェニー・シン(韓)に3打差の4位タイに浮上した。

 宮里にとって今大会は2年前に開幕2連勝を飾った相性の良い大会。厳しいコンディションの中、「(スコアを)2つ伸ばせたのは素直に喜びたい」と週末に向けての手応えを口にした。

 その他、宮里と同じ4位タイにナ・エン・チョイ(韓)と朴ヒーヨン(韓)が並び、通算4アンダー7位タイに申智愛(韓)、キム・インキョン(韓)、シャンシャン・フェン(中)ら6人が続く混戦模様となっている。

 一方、初日2位タイの好発進を切った上田桃子は「頑張ろうという気持ちが力みにつながった」と、出だしからボギーが先行する苦しいラウンド。10番までに4つスコアを落とし、15番でようやく初めてのバーディを奪ったものの3オーバー75と崩れ、通算1アンダーでロレックスランキング(女子世界ランキング)No.1のツェン、クリスティー・カー(米)らと同じ20位タイに後退した。

 また、「まだチャンスはあると思って冷静にプレーできた」とコメントした宮里美香は、6バーディ、4ボギーの出入りの激しいゴルフながら2アンダー70をマーク。通算2アンダーとしてスーザン・ピーターセン(ノルウェー)らと並ぶ14位タイにつけている。

 ディフェンディング・チャンピオンのカリー・ウェブ(豪)は通算イーブンパー27位タイ、初日出遅れたミッシェル・ウィー(米)はこの日『81』の大叩きで通算16オーバー単独60位に低迷している。

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