藤本、川村のルーキーがトップ争い! 池田は単独4位
雷雲接近のためサスペンデッドとなった国内男子ツアーの今季公式戦第2戦、日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hillsは2日、茨城県の宍戸ヒルズカントリークラブ 西コースを舞台に第2ラウンドの続きと第3ラウンドの競技を行い、ルーキーの藤本佳則が通算10アンダーで単独首位に立ち、メジャー大会でのツアー初勝利に一歩近づいた。
藤本は前日に終えていた第2ラウンドを通算6アンダー4位タイとすると、第3ラウンドは2番、3番と5番、6番の連続バーディで序盤から快調にスコアを伸ばす。8番でボギーを叩き3アンダーで折り返すと、その後は1バーディ(ノーボギー)で手堅く回って4アンダー67。通算10アンダーとして後続に1打差ながらも、単独首位で最終日を迎えることとなった。
また、前日暫定トップに立った18歳のルーキー、川村昌弘は再開された第2ラウンドを11番からスタートさせると、12番でダブルボギー、16番、18番でボギーを叩き4つスコアを落としてしまう。しかし、続けて行われた第3ラウンドの出だし1番のバーディで持ち直すと、5番でもバーディを奪って、2アンダーでハーフターン。後半13番、14番で連続ボギーを叩くがすぐさま15番、16番で連続バーディを奪い返し、さらに最終18番もバーディフィニッシュ。通算9アンダー2位タイで堂々の首位争いを演じている。
その他では、川村と並んで2位タイに上平栄道、1打差の通算8アンダー単独4位に池田勇太。通算7アンダー単独5位にドンファン(韓)、通算6アンダー単独6位に一昨年の賞金王である金庚泰(韓)が続き、今季2勝を挙げている藤田寛之は通算2アンダーで18位タイ。なお、深堀圭一郎、浅地洋佑は第2ラウンド終了時でカットラインに1打及ばず予選落ちを喫した。