S.ルイス独走態勢! 美香7位タイに後退 藍は一歩前進
初日首位タイ発進の宮里美香が一歩後退、宮里藍がノーボギーの安定したゴルフで一歩前進した。
米女子ツアーのショップライトLPGAクラシックは、ニュージャージー州のシービュー・リゾート ベイCを舞台に現地時間2日、第2ラウンドの競技を終了。2日連続6アンダー65をマークしたステイシー・ルイス(米)が通算12アンダーまでスコアを伸ばし、後続に6ストロークの大差をつけ独走態勢に入った。
今季はすでにモービル・ベイLPGAクラシックで優勝を飾っているルイスは8バーディ、1ダブルボギーの内容で今季2勝目に王手をかけると、「出だしの1番のバーディで波に乗ることができました。初日(の2番)に続き、今日も6番でダブルボギーを叩いてどうなることかと思いましたけれど、中盤以降取り戻すことができて誇りに思います」とこの日のラウンドを振り返った。好調なシーズンを謳歌しているのは「良いショットの積み重ねが自信に繋がっている」のが最大の要因。「今日なラッキーな場面も沢山ありました。明日が楽しみです」と今季2勝目に照準を合わせている。
通算6アンダー単独2位にアンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)、通算5アンダー3位タイにキャサリン・ハル(豪)、アザハラ・ムニョス(スペイン)、ポーラ・クリーマー(米)、リュウ・ソヨン(韓)がつけ、初日24位タイとやや出遅れていたロレックスランキング(女子世界ランキング)1位のヤニ・ツェン(台)が、4アンダー67で回り通算4アンダー7位タイに浮上している。
日本勢は初日ルイスと並び首位タイの好発進を切った宮里美香が苦戦。出だしの2連続ボギーでつまずくと、中盤盛り返すも3バーディ、5ボギーの2オーバー73で通算4アンダー。ツェンらと並ぶ7位タイに後退した。
一方、初日13位タイの宮里藍はフェアウェイキープ率100パーセントの安定したゴルフで、ノーボギーの2アンダー69をマーク。通算3アンダーとし、世界ランク2位のナ・エン・チョイ(韓)らと並び、11位タイにわずかながら順位を上げた。
また上田桃子は5バーディ、4ボギーと出入りの激しい内容で1アンダー71でホールアウト。通算2オーバーで前日の68位タイから45位タイに浮上し予選通過。しかし、ルーキーの金子絢香は4オーバー75とスコアを落とし、通算9オーバー115位タイで決勝ラウンド進出を逃している。