J.ハース大会3勝目! K.トリプレット猛追及ばず…
更新日:2012/06/04 09:33
掲載日:2012/06/04 08:42
カーク・トリプレット(米)の猛烈な追い上げもジェイ・ハース(米)の盤石なプレーには敵わず、ハースが同大会3勝目を達成した。
米チャンピオンズツアーのプリンシパル・チャリティ・クラシック(アイオワ州、グレンオークスCC)は現地時間3日、最終ラウンドの競技を行い、前日トップのハースが5アンダー66をマーク。通算16アンダーまでスコアを伸ばしてツアー通算16勝目を飾った。
3打リードで迎えた最終日。今大会との相性抜群のハースは2番、7番でバーディを奪い楽勝ペースに持ち込んだ。しかし21位タイからスタートしたトリプレットが9番から4連続バーディを奪う猛攻でリーダーボードを急浮上しプレッシャーをかける。しかし好調なパットが武器のハースも14番から3連続バーディを奪ってリードを広げ、逃げ切って今季初勝利をものにした。
「昨日は素晴らしいゴルフだったけれど、今日はなかなかチャンスを作れず苦しかった。それでもこうして勝つことが出来て、本当に特別な気分だ」とハース。昨年は息子のビルがレギュラーツアーのフェデックスカップ王者(年間王者)に輝いているが、今年は父・ハースがチャールズ・シュワブカップ王者(年間王者)を狙う番だ。
その他上位陣では、ハースに5打差の2位タイに9バーディ(ノーボギー)の猛攻で9アンダー62と爆発したトリプレットとラリー・マイズ(米)が入り、通算10アンダー4位タイにフレッド・ファンク(米)とトム・レーマン(米)。今季まだ勝ち星のないベルンハルト・ランガー(独)は通算7アンダー10位タイに終わっている。