R.マキロイ、復活へ好発進! 石川は64位タイ出遅れ
世界ランクNo.1奪回に燃えるローリー・マキロイ(北アイルランド)が、全米オープン前哨戦でよみがえろうとしている。
連覇のかかる大一番を前に挑んだ米男子ツアー、フェデックス・セントジュード・クラシック第1ラウンド(現地時間7日/テネシー州、TPCサウスウインド)を2アンダー68でプレー。首位タイのジェフ・マガート(米)、ジョン・メリック(米)に2打差の7位タイと好発進を切った。
今大会には出場していないルーク・ドナルド(英)との激しいNo.1争いが続く中、3試合連続で予選落ちと苦しんでいたが、この日は4バーディ、2ボギーで回り、「ここのところでは一番いいラウンドだと思う」と笑顔を見せた。
この日は、長いバーディパットを沈めたり、2.5メートル以上ある難しいパーパットを2度、決めるなどパットが好調。調整中のスイングプレーンについても「クラブをよりよい位置に持ってこられるようになった」と前向きなマキロイ。「もっといいスコアが出たと思うけど、この2アンダーというスコアの中にはいい兆候がたくさんある」と、今後が楽しみな発言をしており、期待できそうだ。
その他上位陣は、首位に1打差の3位タイにアージュン・アトワル(インド)、ジェフ・オーバートン(米)、J.J.ヘンリー(米)、ノ・スンヨル(韓)。マキロイと並ぶ7位タイには、メジャー3勝のパドレイ・ハリントン(アイルランド)、デービス・ラブIII(米)、ジョン・デイリー(米)らがつけており、戦いは混戦の様相を示している。
日本勢は、全米オープン(現地時間14〜17日/米カリフォルニア州、オリンピックC)への出場が決まっている石川遼が、ショット、パットとも今ひとつで2オーバー72とスコアを崩し64位タイ。全米オープン最終予選で落選してしまった今田竜二は、5オーバー75で126位タイといずれも出遅れている。