全英リコー女子オープン 難コースでメジャータイトルが欲しい米国勢
更新日:2012/09/13 12:13
掲載日:2012/09/13 11:55
メジャー6大会連続で優勝のない米国勢が、必死の思いで米女子ツアー今季メジャー最終戦である全英リコー女子オープン(現地時間13〜16日/英、ロイヤル・リバプールGC)に挑む。
過去3年間の11大会で、米国勢がメジャータイトルを取ったのはわずかに3回だけ。残り8回はアジア勢が優勝しており、米国勢最後のメジャータイトルは、昨年のクラフト・ナビスコ選手権のステイシー・ルイス(米)と、メジャーとは縁がないのが現状だ。今季だけを振り返っても、クラフト・ナビスコ選手権がヨー・スヨン(韓)、ウェグマンズLPGA選手権がシャンシャン・フェン(中国)、全米女子オープンがチェ・ナヨン(韓)。この現状を打破するべく、米国勢が揃って意欲を燃やしているのだ。
米国勢では最高位となるロレックスランキング(女子世界ランキング)No.2のルイス、先週のキングスミル選手権でプレーオフの末、惜しくも優勝を逃したポーラ・クリーマー(米)を中心に、自分たちのツアーで存在感を示すためにも、メジャータイトルをどうしても取ろうと必死で挑む。
復調の気配を見せるディフェンディング・チャンピオンのヤニ・ツェン(台)や、強豪韓国を中心としたアジア勢、地元英国勢らの強烈なパワーの中、米国勢がどれほどの実力を見せることが出来るのか。目が離せない戦いが幕を開ける。
日本勢は宮里藍、宮里美香、上田桃子の米国常駐組3人と、若林舞衣子、原江里菜、大江香織、木戸愛、一ノ瀬優希、上野藍子の計9人が参戦。金星を狙っている。