賞金ランク首位の全美貞が初日単独首位! 有村は5打差5位タイ
国内女子ツアー、マンシングウェアレディース東海クラシックは14日、愛知県の新南愛知カントリークラブ 美浜コースを舞台に第1ラウンドの競技を終了。現在、賞金ランキングトップを快走する全美貞(韓)が勢いそのままに8アンダー64という完璧なゴルフを披露。4戦ぶりの勝利に向け好発進を切った。また、有村智恵は3アンダー69で5位タイとなっている。
今季4勝目を目指す全は1番でバーディを奪うと、8番、9番、10番と3連続バーディをゲット。後半も15番でイーグルを記録するなど、終わってみれば1イーグル、6バーディの8アンダー64で回り、単独トップで初日の競技を終えた。
一方、先週の日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯で悲願の初メジャー制覇を果たした有村智恵は、14番までイーブンパーという我慢の展開となったが、15番を皮切りに16番、17番で3連続バーディを奪取。ノーボギーのゴルフで3アンダー69をマークし、首位と5打差の5位タイにつけている。
現時点での賞金ランキングは首位の全が1億102万4,332円、3位の有村が8,117万7,133円と約2,000万円差。有村にとっては、全に優勝されると賞金女王獲得の可能性がさらに厳しくなるだけに、奮起が期待される。
その他上位陣は、酒井美紀が6アンダー66で単独2位、井芹美保子、永井奈都が5アンダー67の3位タイという好スタート。また、地元の愛知県出身でディフェンディング・チャンピオンの服部真夕は6バーディ、3ボギーの3アンダー69でラウンドし、有村、森田理香子、佐伯三貴、北田瑠衣、イ・ボミ(韓)ら実力者たちと同じ5位タイにつけている。
一方、横峯さくらは1オーバー73にとどまり54位タイ、斉藤愛璃も2オーバー74で64位タイと出遅れた。