金度勲、急浮上で単独首位! 石川は26位タイで予選突破
国内男子ツアーのANAオープンゴルフトーナメントは14日、北海道の札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コースを舞台に第2ラウンドの競技を終了。8アンダー64という素晴らしいスコアを出した金度勲(韓)が、通算10アンダーで単独首位に立った。また、ホストプロの石川遼は3アンダー69を記録し、通算4アンダー26位タイで順当に予選突破を果たした。
金は初日2アンダー38位タイだったが、この日は2イーグル、5バーディ、1ボギーという見事なスコアでラウンドし、一気に単独首位に浮上した。また、谷原秀人も5つスコアを伸ばし、通算9アンダー単独2位タイに浮上。通算8アンダー3位タイには伊澤利光、松村道央、近藤共弘の3名が付けている。
初日は1アンダー71の57位タイと出遅れた石川は、この日は5番、9番のロングホールでバーディを奪うと、ショートホールの11番でボギーを叩いたものの、またしてもロングホールの12番ですぐにバーディを取り返す。最終の18番もバーディで終えた石川は、4バーディ、1ボギーの3アンダー69でラウンドし、通算4アンダー26位タイに順位を上げて予選を通過した。
初日を4アンダー68の7位タイで終えていた池田勇太は5バーディ、4ボギーの71という出入りの激しいゴルフでスコアを1つしか伸ばせず。今季初優勝が欲しい池田だが、宮里優作、宮里聖志、藤田寛之らと同じ通算5アンダーで18位タイに順位を下げている。
このほか、初日7アンダー65で単独首位に立っていたベテラン平塚哲二は4バーディ、4ボギーのイーブンパーとスコアを伸ばせず、首位と3打差の通算7アンダー6位タイに転落。このほか、片山晋呉は通算6アンダー11位タイにつけ、大ブレーキでスコアを8つ落とした丸山茂樹は、通算4オーバーの106位タイで予選落ちとなった。
また、初日7位タイと好スタートを切ったアマチュアの伊藤誠道は最後の2ホールを連続バーディで締め、この日は5バーディ、3ボギーの2アンダー70で回った。アマチュアながら昨季大会では優勝争いを演じた伊藤。2日目を終えて、片山らと同じく通算6アンダー11位タイと好位置につけ、今年も大会を沸かせている。