石川、逆転Vへ13位タイ浮上! 金亨成が単独トップ奪取
更新日:2012/09/15 17:29
掲載日:2012/09/15 17:03
国内男子ツアーのANAオープンゴルフトーナメントは15日、北海道の札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コースを舞台に第3ラウンドの競技を行い、ホストプロの石川遼が5つスコアを伸ばして13位タイへ浮上。先月ツアー初勝利を挙げた金亨成(韓)が7アンダー65の好スコアをマークし、通算14アンダーで単独トップに躍り出た。
前日26位タイで決勝ラウンド進出を果たした石川。この日は4番で最初のバーディを奪うと、7番、9番もバーディとして3アンダーで折り返す。後半は12番と13番で連続バーディを奪うにとどまったが、5バーディ、ノーボギーの安定したプレーで5アンダー67でホールアウト。通算9アンダーとし、片山晋呉と並ぶ13位タイと逆転優勝も狙えるポジションに浮上している。
また、この日6位タイからスタートした金は前半、4番からの4連続を含む6バーディを奪う猛攻を見せると、後半にも2つのバーディを重ねて7アンダー65。通算14アンダーまでスコアを伸ばし、ツアー通算2勝目へ向け単独トップから最終日を迎えることとなった。
首位から1打差の単独2位には、5連続バーディを奪うなど7アンダー65の猛チャージを見せた藤田寛之が急浮上。また、藤田同じ18位タイスタートの池田勇太も5つスコアを伸ばし、前日単独トップの金度勲(韓)らと並ぶ通算10アンダー3位タイに順位を上げ、優勝戦線に加わっている。
一方で初日、2日目と好調をキープしていたアマチュアの伊藤誠道はムービングデーに苦戦。4バーディ、4ボギー、1ダブルボギーで2つスコアを落とし、通算4アンダーで前日の11位タイから34位タイへ大きく後退した。