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W.ウッド逆転V シニア初V狙ったB.グラッソン1打差に泣く

更新日:2012/09/17 12:21
W.ウッド逆転V シニア初V狙ったB.グラッソン1打差に泣く

 

 同ツアーのパシフィックリンクス・ハワイチャンピオンシップ(ハワイ州、カポレイGC)は現地時間16日、最終ラウンドの競技を行い、この日4位タイからスタートしたウッドがノーボギーの6アンダー66をマーク。通算14アンダーとして逆転優勝を飾った。

 後続に4打差の単独首位からスタートし、シニア初優勝を狙ったビル・グラッソン(米)は5バーディ、5ボギーの出入りの激しいゴルフでイーブンパー72止まり。通算13アンダーは1打差の単独2位に終わっている。最終ホールをパーで収めればプレーオフに持ち込めるところだったが最後の最後で痛恨のボギー。1997年のラスベガス招待(レギュラーツアー)以来約15年ぶりの優勝はお預けとなった。

 やはりツアー無冠返上を目指したピーター・シニア(豪)は上がり4ホール連続バーディで追い上げたが3アンダー69にとどまり、通算12アンダー単独3位で3日間の競技を終了。通算11アンダー4位タイにトム・レーマン(米)とデビッド・フロスト(南ア)の2人が食い込んだ。

 勝ったウッドは3日間54ホール、ボギーなしの完璧なゴルフ。快調なショットにパットが噛み合い直近の3試合すべてでベスト3以内に入る好調ぶり(うち2勝)。初優勝のときは賞金王候補マイケル・アレン(米)をプレーオフで下し勝利をものにしたが、今回は逆転で同じ歳のグラッソンを振り切った。

 日本勢は尾崎直道が10番スタートの出だし4ホールで3つボギーを叩き先行きが心配されたが、18番、1番の連続バーディで息を吹き返し、終盤2連続バーディを追加し1アンダー71でホールアウト。しかし初日の出遅れが響き通算2オーバー59位タイにとどまった。

 尚、青木功は腰痛が悪化したため最終ラウンドがスタートする前に棄権を表明した。

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