米女子ツアーQTファイナル 上原が4位タイ浮上! 有村は6位タイ
上原彩子、有村智恵の2人が揃って来季の米女子ツアー出場権獲得に向け、順調な歩みを続けている。
来季の同ツアー出場権を争うクォリファイング・トーナメント(QT)ファイナルステージ第2ラウンドが現地時間29日、ツアーの本拠地フロリダ州、LPGAインターナショナルGCのレジェンズC(以下L)、チャンピオンズC(以下C)の2つを舞台に行われ、通算10アンダーまでスコアを伸ばしたモリヤ・ジュタヌガーン(タイ/C)が単独首位に立った。レイシー・アグニュー(米/C)が3打差の単独2位、ツアー2勝の実力者ながらQT行きを余儀なくされているクリスティーナ・キム(米/L)が通算5アンダーで単独3位につけている。
第1ラウンドを終えて6位タイにつけた上原は、この日はチャンピオンズCでプレー。4バーディ、2ボギーの2アンダー70で回り、通算4アンダー4位タイに浮上した。
上原同様チャンピオンズCでプレーした前日6位タイの有村は10番スタートの序盤を3バーディ、1ボギーで折り返したが、後半の1番で痛恨のダブルボギー。その後、5番でバーディを奪うものの、1つしかスコアを伸ばせず。通算3アンダーで6位タイをキープしている。
5日間90ホール終了後、20位までに入れば来季の米ツアーにフル参戦できる大事な戦いで、日本ツアーのトッププレーヤー2人はしっかりと力を発揮している。
その他の日本勢では、片平光紀(C)が通算イーブンパー23位タイ、金子絢香(L)が通算1オーバー32位タイとまずまずの位置につけているが、野村敏京(L)はこの日5オーバー77を叩き後退。通算7オーバーで前日の55位タイから89位タイに転落した。この結果、4日間72ホール終了後のカットラインすら危ぶまれる状況に陥っている。