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米女子ツアーQTファイナル 上原が単独2位浮上、有村9位タイ

更新日:2012/12/01 11:11
米女子ツアーQTファイナル 上原が単独2位浮上、有村9位タイ

 

 来季の出場権をかけた大一番で上原彩子が実力を発揮、単独2位に浮上した。

 米女子ツアーのクォリファイング・トーナメント(QT)ファイナルステージ第3ラウンドが現地時間30日、同ツアーの本拠地フロリダ州、LPGAインターナショナルGCのレジェンズC(以下L)、チャンピオンズC(以下C)を舞台に行われ、前日4位タイに浮上した上原(L)がノーボギーの3アンダー69をマーク。通算7アンダーまでスコアを伸ばし、首位を走るモリヤ・ジュタヌガーン(タイ/L)とは6打差ながら単独2位の好位置を確保した。「自分の力がアメリカでどこまで通用するか試したい」と言う上原は、最後までこの調子で上位通過を目指すつもりだ。

 そしてもうひとり、注目の有村智恵(L)は2バーディ、2ボギーのイーブンパー72とスコアを伸ばせず、通算3アンダーで前日の7位タイから9位タイへわずかながら順位を下げた。

 今大会で20位以内に入れば来季のフル参戦権が獲得出来る。現状危なげないプレーに見える上原と有村だが、ゴルフは最後まで何が起きるかわからない。現にツアーでの優勝経験を持ちながらシードを逃したクリスティーナ・キム(米/L)は、この日3つスコアを落として前日の単独3位から13位タイ(通算2アンダー)に後退している。残り2日、各選手にとって気の抜けない戦いが続く。

 その他の日本勢は、片平光紀(L)が通算1オーバー24位タイとまずまずのポジションをキープしたが、野村敏京(C)は通算6オーバー70位タイ、金子絢香(L)は通算7オーバー75位タイに低迷。4日目終了時点での予選カットラインが気になる状況だ。

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