米男子ツアーQTファイナル アジア大会金メダルのキムが首位守る
更新日:2012/12/01 10:31
掲載日:2012/12/01 10:21
2010年アジア大会の金メダリスト、キム・ミンフィ(韓)が単独トップの座をキープした。
米男子ツアーの来季出場権をかけて競うクォリファイング・トーナメント(QT)ファイナルステージは現地時間30日、カリフォルニア州のPGAウエスト・ニクラウス・トーナメントC(NT)&TPCスタジアムC(SC)を舞台に第3ラウンドの競技を終了。この日、NTで5つスコアを伸ばしたキムが通算18アンダーとして首位を守った。
1打差の単独2位に欧州ツアーで11勝を挙げているロバート・カールソン(スウェーデン/NT)。通算16アンダー単独3位にエドワード・ロアー(米/NT)がつけ、通算15アンダー4位タイにボーン・テイラー(米/NT)らが続いている。
その他、“スパイダーマン”ポーズでパッティングのラインを読むことで知られるカミロ・ビジェガス(コロンビア/NT)が6アンダー66の好スコアをマークし、通算13アンダーで前日の23位タイから9位タイに浮上。2度の心臓手術を受けながら不屈の闘志でプロの世界に挑み続けるエリク・コンプトン(米/NT)は通算11アンダー17位タイにつけている。
単独トップのキムは現在20歳で、石川遼、松山英樹と同世代。ゴルフを始めたのは12歳と決して早くはないが、ジュニア時代から実績を積み2010年アジア大会で個人のゴールドメダルを獲得、兵役を免除されている。今大会は6日間108ホールの長丁場だが、若さと勢いを武器に上位通過を目指している。
なお、今季同ツアーのシード権を失った今田竜二は、QTセカンドステージで棄権しており、日本勢は出場していない。