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米男子ツアーQTファイナル ドンファン『64』で単独トップ!

更新日:2012/12/03 10:48
米男子ツアーQTファイナル ドンファン『64』で単独トップ!

 

 国内ツアー2勝の実績を持つドンファン(韓)が尻上がりに調子を上げ単独首位に浮上した。

 米男子ツアーの来季出場権をかけ6日間108ホールの長丁場で競うクォリファイング・トーナメント(QT)ファイナルステージは現地時間1日、カリフォルニア州のPGAウエスト・ニクラウス・トーナメントC(NT)&TPCスタジアムC(SC)を舞台に第4ラウンドの競技を終了。この日SCでノーボギーの8アンダー64をマークしたドンファンが通算19アンダーとし単独トップに躍り出た。

 前日のトーナメントリーダー、キム・ミンフィ(韓/SC)は最終ホールで痛恨のダブルボギーを叩いて1オーバー73。通算17アンダーでボーン・テイラー(米/SC)、エドワード・ロアー(米/SC)、リチャード・H・リー(米/SC)と並び2位タイに後退した。

 また、欧州ツアー11勝の実力者ロバート・カールソン(スウェーデン/SC)は3オーバー75と崩れ、通算14アンダーで前日の単独2位から17位タイへ後退。カミロ・ビジェガス(コロンビア/SC)もイーブンパー72とスコアを伸ばせず、通算13アンダー20位タイへ順位を下げている。

 2007年に弱冠20歳で国内ツアーの〜全英への道〜 ミズノオープンに優勝したドンファンは、その後2年間の兵役を経て昨年のTOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Lake Woodで4年ぶりの2勝目を挙げている。本人はかねてから「アメリカで戦いたい」と語っており、尊敬する崔京周(韓)やアジア初のメジャーチャンピオン、Y・E・ヤン(韓)ら先輩に相談を続けて来た。

 今季は国内ツアーで優勝こそなかったものの3位(タイ)に2回入ってシードは安泰。もしQTに失敗しても帰るべき場所はある。2位タイのキムはアジア大会に勝って兵役を免除されたエリート。すでに兵役を経験し、たくましさを増したドンファンが後輩に負けるわけにはいかない。

 なお、今季同ツアーのシード権を失った今田竜二は、QTセカンドステージで棄権しており、日本勢は出場していない。

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