米女子ツアーQTファイナル 上原&有村、好位置キープで最終日へ
更新日:2012/12/02 10:09
掲載日:2012/12/02 10:03
上原彩子、有村智恵が揃って来季の米女子ツアー出場権に王手をかけた。
同ツアーのクォリファイング・トーナメント(QT)ファイナルステージ第4ラウンドが現地時間1日、フロリダ州、LPGAインターナショナルGCのレジェンズC(以下L)、チャンピオンズC(以下C)を舞台に行われ、初日から好プレーを続けている上原と有村が上位をキープし最終日を迎えることになった。
単独2位からスタートした上原(C)は2アンダー70にスコアをまとめ、通算9アンダーで単独2位の座をキープ。首位を走るモリヤ・ジュタヌガーン(タイ/C)とは6打差あるが、残り18ホールで上位20位以内に入り来季のフル参戦権を獲得することはほぼ間違いなさそうだ。
もうひとり、有村(C)も好調。この日は3つスコアを伸ばし通算6アンダーで6位タイとわずかながら順位を上げることに成功。有村自身、悩み抜いて決めた米ツアー挑戦は残り1ラウンド。QTファイナルを通過点ととらえれば最終日も自分のゴルフで上位通過出来るはずだ。
その他の日本勢も4日目の予選カットを全員がクリア。しかしイーブンパー72とスコアを伸ばせなかった片平光紀(C)は通算1オーバーで39位タイに後退。金子絢香(C)と野村敏京(L)はともに通算6オーバー68位タイとカットラインぎりぎりで最終ラウンドにコマを進めたが、依然苦しい戦いが続いている。