女子世界ランキング 来季米ツアー参戦決定の有村19位、上原69位
更新日:2012/12/04 12:22
掲載日:2012/12/04 10:44
来季の米女子ツアー出場権を獲得した有村智恵、上原彩子の2人が、さらにロレックスランキング(女子世界ランキング)を上昇させる気配を漂わせている。
現地時間2日に終了した同ツアーのクォリファイング・トーナメント(QT)ファイナルステージの結果、上原は単独3位、有村は5位タイでいずれもフル参戦権を獲得。すでにツアーの顔となりつつある宮里藍、宮里美香、上田桃子らとともに韓国勢の向こうを張る一大勢力になることが予想される。
そんな最中の米国時間3日に発表された最新ロレックスランキングは、日米両ツアーが全日程を終了していることもあり、大きな変動は見られなかったが、有村は19位をキープ。上原は1つ順位を落としたものの69位に位置している。
来季は、上位選手がより多い米ツアーを主戦場として戦う2人だけに、1試合ずつの結果がポイントに反映される割合が大きいため、やりがいも十分。自分の位置もはっきりと意識しながら、さらに上位を目指すことになる。
1位ヤニ・ツェン(台)、2位チェ・ナヨン(韓)、3位ステイシー・ルイス(米)の上位陣に変動はない。
その他の主な日本勢は、宮里藍が9位、宮里美香が10位と好位置を守っており、上田桃子は70位に甘んじている。
尚、今季の米ツアー賞金女王インビー・パーク(韓)は4位、日本ツアー賞金女王の全美貞(韓)は21位となっている。