米男子ツアーQTファイナル ドンファン、トップ通過で来季出場権獲得!
日本ツアーでおなじみのドンファン(韓)が来季の米ツアー出場権を獲得した。
6ラウンド108ホールで競う米男子ツアー、クォリファイング・トーナメント(QT)ファイナルステージは現地時間3日、カリフォルニア州のPGAウエスト・ニクラウス・トーナメントC(NT)&TPCスタジアムC(SC)を舞台に最終ラウンドの競技を終了。第4ラウンドで単独首位に立ちながら、第5ラウンドで6位タイに後退していたドンファン(SC)は、この日5アンダー67でプレー。通算25アンダーで単独首位となり、見事にトップ通過を果たした。
108ホールを終えて25位タイまでが手にできる来季の同ツアー出場権は、通算17アンダー22位タイまでの26人が獲得。ドンファンと1打差の2位タイには、欧州ツアーでの経験もあるロス・フィッシャー(英/SC)、初日単独首位のスティーブ・レブラン(米/SC)の2人が続いた。
また、2度の心臓移植手術の経験があるエリック・コンプトン(米/SC)も、通算22アンダー7位タイでやはりツアーカードを手にしている。
その他の実力者たちは明暗が分かれた。前日単独首位のスティーブ・ボウディッチ(豪/SC)が通算21アンダー10位タイ、ロバート・カールソン(スウェーデン/SC)が通算20アンダー14位タイでそれぞれツアーカードを獲得したが、カミロ・ビジェガス(コロンビア/SC)、ヒース・スローカム(米/SC)は通算15アンダー32位タイで落選した。
今季ウェブ・ドットコム・ツアー(下部ツアー)からレギュラーツアーの出場権を獲得しながら、賞金ランキング210位でシードを失ったエドワード・ロアー(米/SC)は、首位に2打差3位タイでこの日を迎えたが、6オーバー78と自滅。通算15アンダーで来季出場権に2打及ばず、32位タイで涙を飲んだ。