降雨の決戦、S.ガルシア『61』で逆転V! 小林5位タイ
更新日:2012/12/16 21:28
掲載日:2012/12/16 21:24
連日雷雨にたたられ54ホールに短縮されたアジアンツアーで、世界ランク20位のセルヒオ・ガルシア(スペイン)が逆転Vを達成した。
同ツアーの今季最終戦イスカンダール・ジョホール・オープン(マレーシア、ホライゾンヒルズGC)は現地時間16日、第3ラウンド(最終ラウンド)の競技を終了。雷雨による中断を挟み集中力を保つのが難しい状況の中、5連続を含む11バーディの猛チャージで11アンダー61と爆発したガルシアが通算18アンダーで優勝を飾った。
今季はウィンダム選手権で4年ぶりに米ツアーで優勝を飾り復活をアピールしたガルシア。ライダーカップでもヨーロッパチームの勝利に貢献するなど充実したシーズンを送ったが、これ以上ない形で2012年を締めくくった。
ガルシアと同じくノーボギーの11アンダー61をマークしたジョナサン・ムーア(米)が3打差の単独2位に食い込み、アジアンツアーの賞金王に3度輝いているトンチャイ・ジェイディ(タイ)が通算14アンダー単独3位。第2ラウンド終了時点でトップに立っていたダニエル・チョプラ(スウェーデン)は通算13アンダー単独4位にとどまった。
今大会で優勝すれば同ツアーの賞金王の可能性もあった小林正則は通算11アンダーで5位タイ。やはり5位タイに食い込んだタワン・ウィラチャン(タイ)が賞金王に輝き、小林は同ランク4位でシーズンを終えた。
丸山大輔はこの日3アンダー69にスコアをまとめたが、上位がスコアを伸ばしたため通算6アンダー21位タイにとどまり、平塚哲二は通算3アンダー48位タイで終戦した。尚、片岡大育は予選で姿を消している。