世界ランキング 藤田のマスターズ行きが決定! 石川は来年にお預け
更新日:2012/12/18 10:29
掲載日:2012/12/18 10:23
藤田寛之が自身2度目となるマスターズ出場を決めた。
米国時間17日に発表された今年最後の世界ランキングで、藤田は43位をキープ。50位以内の選手に与えられる来年のマスターズ出場権を獲得した。初出場の2011年は予選落ちだったが、その後経験を積んで今年は43歳にして初めて日本ツアーの賞金王タイトルを手にした藤田。それだけに「目標は最後まで4日間プレーすること」と、ゴルフの祭典での予選通過を心に誓った。
藤田とは対照的に石川遼は76位と1つ順位を上げるにとどまり、5年連続のマスターズ出場へは同大会前週の世界ランクで50位以内に入るか、来季から本格参戦する米男子ツアーでの優勝が必要となる。
1位ローリー・マキロイ(北アイルランド)、2位ルーク・ドナルド(英)、3位タイガー・ウッズ(米)のトップ3に変動はないが、欧州ツアーのアルフレッド・ダンヒル選手権を制し2週連続の圧勝を飾ったチャール・シュワーツェル(南ア)が23位から14位へと躍進。また、アジアンツアーの今季最終戦、イスカンダール・ジョホール・オープンで逆転優勝を手にしたセルヒオ・ガルシア(スペイン)も4ランクアップの16位となっている。
藤田、石川以外の主な日本勢は谷口徹が78位、小田孔明が100位、池田勇太が102位とそれぞれ前週と変わらず。プロ転向への動きが注目されている東北福祉大3年の松山英樹は128位と2つ順位を上げている。