ツアーニュース

韓国勢が3年連続賞金女王に輝く

更新日:2012/12/29 09:44
韓国勢が3年連続賞金女王に輝く

 

 一昨年、昨年とアン・ソンジュ(韓)が2年連続賞金女王に輝いた日本女子ツアー。2012年は日本勢のマネークイーン誕生に期待が集まったが、同賞に輝いたのはツアー8年目の全美貞(韓)だった。

 賞金女王争いを演じたアンや有村智恵がシーズン終盤、ケガや米女子ツアーの予選会などで試合を欠場。そのため早い段階で全の賞金女王が決定した。

 これまで何度も賞金女王候補に名前が挙がり、2006年以降同ランク6位以下に下がったことがない全だけに、初の賞金女王は意外な気さえする。さぞ“遂に念願が叶った”と喜んでいるだろうと思いきや本人は意外にも冷静。

「賞金女王を狙っていたわけではありません。私の目標は永久シード(ツアー通算30勝以上)なので、その中で、あぁ、獲ったんだなという感じ」と1年を振り返った。

 出場30試合中4勝を挙げ、トップ10を外したのは予選落ち1回を含む計8試合だけ。抜群の安定感で1億3,238万915円を稼ぎ頂点に立った。

 同ランク2位に食い込んだのは最終戦で優勝を飾ったイ・ボミ(韓)。日本人最高は有村の3位で4位にアンが続いた。さらに5位が佐伯三貴、6位にフォン・シャンシャン(中)。岡本綾子門下生の森田理香子と服部真夕が7位と10位にランクインし、3年ぶり2度目の賞金女王を目指した横峯さくらはシーズン未勝利で同ランク11位に終わった。

関連記事

  1. my caddie
  2. ツアーニュース
  3. 韓国勢が3年連続賞金女王に輝く
×