初日から大荒れ チャンピオンが集う開幕戦はいきなり順延
更新日:2013/01/05 10:50
掲載日:2013/01/05 09:36
ハワイのプランテーション・コース at カパルアを舞台に現地時間4日に開幕した米男子ツアーの2013年シーズン初戦。風光明媚なはずの同地を猛烈な風雨が襲い、昨季のツアー優勝者のみが出場を許されたヒュンダイ・トーナメント・オブ・チャンピオンズは初日から順延を余儀なくされた。
海沿いに広がる同コース。「ハリケーン並み」と選手たちが声を揃える暴風雨にグリーン上からボールが転げ落ち、傘までが破壊される猛烈な荒天に見舞われた。スタートはしたもののすぐに中断となり、出場30名中10人が1ホールさえ消化出来ず、ダブルボギーの数がバーディ数に届くかと思われる波乱の幕開けは「選手たちにとってタフな戦い。それでも我々は出来る限りのことをしている」とツアー関係者は予想外の荒天に立ち尽くした。
そんな中、暫定ながら単独トップに立ったのは7ホールを消化して3バーディ(ノーボギー)を奪ったウェブ・シンプソン(米)。そして2打差の暫定単独2位にジョナス・ブリクスト(スウェーデン/5ホール終了)が続いていたが、正式に順延が決まると、この日のスコアは無効になることが決定。翌5日に第1ラウンドと第2ラウンドの計36ホールを行うことが決まっている。
尚、昨年ツアー優勝を飾った大物は揃って欠場。世界ランク1位から4位までのローリー・マキロイ(北アイルランド)、ルーク・ドナルド(英)、タイガー・ウッズ(米)、ジャスティン・ローズ(英)は今大会に出場していない。