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荒天順延で飛ばし屋D.ジョンソン俄然有利…?

更新日:2013/01/06 10:20
荒天順延で飛ばし屋D.ジョンソン俄然有利…?

 

 暴風雨のため第1ラウンドのスタートが大会3日目(現地時間6日)にずれ込んだ2013年米男子ツアーシーズン開幕戦ヒュンダイ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ(ハワイ、プランテーション・コース at カパルア)。54ホールに短縮された大会で優勝候補として俄然注目を集めているのがダスティン・ジョンソン(米)だ。

 飛ばし屋としてその名を馳せるジョンソンはツアー通算6勝を挙げているが、そのうち2勝が荒天のため短縮された試合での勝利。そのため今回も「ジョンソン有利なのでは?」という声があがり始めている。

 2011年のザ・バークレイズはハリケーン“アイリーン”の影響で54ホールに短縮されたが、最終ラウンドで『65』の猛チャージを見せて優勝をさらっている。また2009年のAT&Tペブルビーチ・ナショナル・プロアマも54ホールに短縮された一戦。3日目を終えて後続に4打差をつけてジョンソンがトップに立ち最終日を迎えたが豪雨で中止が決まり、そのままジョンソンが栄冠に輝いている。

 今回は初日、2日目がキャンセルとなり、3日目に改めて第1ラウンドをスタートさせることになった波乱の幕開けだが、これがジョンソンにとって優位に働くかどうかも見どころのひとつ。雨で下がやわらかくなり球が転がりにくいため、昨年度の同ツアー、ドライビングディスタンス4位(310.2ヤード)の飛距離のアドバンテージもありそう。昨季のフェデックスカップポイントランク8位の実力者の戦いに注目だ。

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