連日の暴風雨で米ツアー開幕戦は振り出しに 54ホールに短縮
更新日:2013/01/06 11:15
掲載日:2013/01/06 10:04
昨季のツアー優勝者のみが出場を許される米男子ツアーの2013年シーズン開幕戦ヒュンダイ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ。舞台のハワイ、プランテーション・コース at カパルアが時ならぬ暴風雨に見舞われたため、現地時間5日に予定されていた大会2日目もキャンセルに。前日行われた数ホールはすべて白紙に戻され、日曜日(現地時間6日)に改めてトーナメントを再スタートすることが決まった。
午前7時半に前日サスペンデッドとなった第1ラウンドが再開される予定だったが、強風のためスタート出来ず、午前10時半まで1組目のティータイムをずらしたが、天候回復の見込みが立たず順延が決定。併せて前日の結果がリセットされ、全員がゼロから再スタートすることが決まるとともに大会は54ホールに短縮された。
「強風のためグリーン上のボールが動くことから、今日の競技をキャンセルすることが決定しました。明日は、予報によると風はまだ強いものの少し落ち着くということ。雨も収まるという予報です」と米ツアーの競技副委員長、スラッガー・ホワイト氏。とはいえ未だに予断を許さない状況だ。
まだ2013年の1打目さえ打っていない昨季のフェデックスカップ年間王者、ブラント・スネデカー(米)は「(大会側は)正しい判断をしたと思う。もしコースが林に囲まれていたりすればプレーは可能だったかもしれない。でもここは海風に直接さらされる地形だけに中止はやむを得ない。ただ試合自体が短縮されたのは残念。本当は72ホールやりたかった。とにかく明日、ゴルフが出来ることを祈るよ」と複雑な表情で天を仰いだ。