マッチプレー1回戦は雪でサスペンデッド
更新日:2013/02/21 13:16
掲載日:2013/02/21 10:30

世界のトップが集結した戦いは、大雪のため水入りとなった。
世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズの今季初戦、WGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権は現地時間20日、アリゾナ州のザ・ゴルフクラブ at ダブマウンテンを舞台に開幕したが、最大約5センチの積雪のため1回戦はサスペンデッド。ローリー・マキロイ(北アイルランド)やタイガー・ウッズ(米)ら世界ランク上位勢を含む10のマッチが、スタートすらできずに翌日に持ち越された。
「トーナメントでこんな光景は見たことがない。子供のころ、コースで雪を見たことはあるけど、どこのツアーでもこんなのはなかった」とマキロイは目を丸くした。「風と雨の中のプレーだって大変なのに、こんなに寒くて雪まで降ってくるなんてどうかしている」とイアン・ポルター(英)もこの状況を嘆く。
この大会は一昨年も雪に見舞われているが、土曜日の夜だったため影響は少なかった。だが、今年は最も試合数が多い初日ということで関係者は手当てに終われることになった。
この日残ったプレーは、現地木曜日(翌21日)の午前8時30分から再開される予定だが、雪は水曜日の夜まで降り続くと予測されており、時間通りに行くかどうかも危ぶまれるところ。1回戦終了後、そのまま2回戦が行われる予定でいるが、いずれも天候と相談しながらとなりそうである。雪はこの日限りの予報だが、週末はずっと凍えるような寒さになるようで選手たちは厳しい戦いを強いられることになりそうだ。