マッチプレー選手権 藤田、風前の灯…
更新日:2013/02/21 11:55
掲載日:2013/02/21 11:40

昨季日本ツアー賞金王の藤田寛之が、2010年米男子ツアー賞金王マット・クーチャー(米)とのマッチで苦戦を強いられている。
世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズの今季初戦、WGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権1回戦(現地時間20日/アリゾナ州、ザ・ゴルフクラブ at ダブマウンテン)は、雪のため10マッチがスタートすらできずにサスペンデッドとなったが、藤田とクーチャーは14ホールをプレーした。
2番パー5でイーグルを奪い、先手を取った藤田だったが、続く3番パー3のボギーでオールスクエアに。4番バーディで再びリードを奪ったものの、5番のボギーでまたしても勝負は振り出しに戻ってしまった。
凍えるような寒さと強い風、そして雪まで降り出す難コンディションの中、安定したプレーを続けるクーチャーに対し、藤田の一人相撲は続く。7番、9番、10番、といずれもボギーで3ダウン。11番パー5でもバーディが奪えず、4ダウンまで追い詰められた。
12番でクーチャーがボギーを叩き、藤田は1つ取り返したが、13番でもボギーで4ダウン。そして14番でクーチャーがボギーを叩いて3ダウンに戻したところで天候が限界を迎えた。
3ダウンで残り4ホール。翌21日、絶体絶命の場面から藤田のプレーは再開されることになる。