藤田は1回戦敗退… M.クーチャーに3アンド2
更新日:2013/02/22 13:06
掲載日:2013/02/22 10:45

昨季日本ツアー賞金王の藤田寛之が、2010年米男子ツアー賞金王マット・クーチャー(米)に完敗した。
コースのあちこちに立つサボテンが白く染まるほどの大雪でサスペンデッドとなった世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズの今季初戦、WGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権1回戦は現地時間21日、アリゾナ州のザ・ゴルフクラブ at ダブマウンテンを舞台に競技を再開。日本勢でただ一人参戦している藤田は、クーチャー相手に残り4ホールで3ダウンと苦しい状態からプレーをスタートさせた。
再開後の15番、16番をパーで切り抜け奮闘した藤田だったが、クーチャーもしっかり2ホール続けてパーを奪い、結局3アンド2。1回戦で姿を消すことになった。
大会前日に右脇腹痛を訴え、練習ラウンドを途中で切り上げていた藤田だったが、この大雪と寒さは相当に響いたはず。それでも愚痴はこぼさず、2度目の出場となるマスターズに向けて希望を口にした。新たにバッグに入れたロフト角60度のウェッジにも手応えを感じたようで、練習の成果に満足そうな笑みすら浮かべてコースを去っていった。