世界ランク1位&2位に続き3位L.ドナルドも2回戦敗退

世界ランク1位のローリー・マキロイ(北アイルランド)、同ランク2位のタイガー・ウッズ(米)が1回戦で姿を消した世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズ、WGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権(アリゾナ州、ザ・ゴルフクラブ at ダブマウンテン)でまたも番狂わせが起きた。同ランク3位のルーク・ドナルド(英)までもが2回戦で完敗を喫したのだ。
時ならぬ雪に見舞われ進行が遅れている同大会は現地時間22日に2回戦16マッチを行い、歴代チャンピオン(2011年優勝)のひとりであるドナルドは格下のスコット・ピアシー(米)と対戦。出だしの1番でいきなりダブルボギーを叩いて劣勢に立たされると、2番で相手がバーディを奪って2ダウン、3番はドナルドのボギーで3ダウンと、わずか3ホールでこの日の流れが完全に決まってしまった。
ハーフを終えた時点でドナルドが6ダウン。12番パー3でピアシーがバーディを奪い7アップとしたところで勝負あり。結局ドナルドは1ホールも奪えず7アンド6の完敗を喫した。
ドナルドは「なぜか今日は(得意の)パットがまったく入らなかった。スコット(ピアシー)が素晴らしいゴルフをしたのに対し自分はそこそこの内容でしかなかった。このコースではフェアウェイを外すと戦えない。今日はドライバーの調子も今ひとつだった」と反省の弁を口にしてコースを後にした。
その他、ブッバ・ワトソン(米)、ジェイソン・デイ(豪)、今季好調のフレデリック・ヤコブソン(スウェーデン)、ニコラス・コルサーツ(ベルギー)、1回戦で藤田寛之を破ったマット・クーチャー(米)、イアン・ポルター(英)、マーティン・カイマー(独)らが3回戦進出を決めた。一方、世界ランク5位のルイル・ウーストハウゼン(南ア)はロバート・ギャリガス(米)に3アンド2で敗れ、1回戦でタイガーを撃破したチャールズ・ハウエルIII(米)も2回戦で姿を消している。