元気を取り戻したマスターズ王者B.ワトソン
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2013/03/07 12:33

ブッバ・ワトソン(米)がマスターズ連覇に向けて笑顔を取り戻した。
昨季は養子という形で新しい家族が増えマスターズでも優勝するなど良いことづくめだったワトソンだが、今年に入ってから思わぬ苦闘を強いられていた。
悪天候でスケジュールが大幅にずれた米男子ツアー開幕戦、ヒュンダイ・トーナメント・オブ・チャンピオンズで胃痛を抱えながらも4位タイに入ったが、ファーマーズ・インシュランス・オープンでは同じ症状でスタート前に棄権している。その後もウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープンでは単独15位、ノーザン・トラスト・オープンは予選落ち、世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズのアクセンチュア・マッチプレー選手権で3回戦負けとそこそこの結果は出しているものの、体調不良の影響は否めない。
だが、WGCシリーズ今季第2戦、キャデラック選手権(現地時間7〜10日/フロリダ州、TPCブルーモンスター at ドラル)を前に光明を見出している。「体重は減ったし、筋肉もエネルギーも減った。でも筋力は回復してきている。(2週間前の)マッチプレー選手権以来ショットもよくなってきているから、この先のシーズンで頑張りたい」と力強く口にしたのだ。
「ここ2日ほどショットがすごくいい。特にマスターズを楽しみにしている」と言い切ったワトソン。今季も大暴れしそうな予感を漂わせている。