B.ランフォードが2週連続Vに向け好発進 注目の12歳は出遅れ
前週韓国で欧州ツアー6年ぶりの優勝を飾ったブラット・ランフォード(豪)が、2週連続優勝に向け絶好のポジションを確保した。
欧州、ワンアジア両ツアー共催のボルボ中国オープン(中国、ビンハイレイクGC)が現地時間2日に開幕。この日ノーボギーの4アンダー68をマークしたランフォードは、単独トップ発進のロバート-ジャン・ダークセン(オランダ)に2打差の2位タイと好調な滑り出しを見せた。
同じく2位タイにはキラデク・アフィバーンラト(タイ)とラファエル・ジャクリン(仏)が並び、3アンダー69をマークしたポール・ローリー(スコットランド)がミッコ・イロネン(フィンランド)、リー・スラッテリー(英)らと5位タイにつけている。
優勝の余韻も醒めやらぬうち初日を迎えたランフォードは「(優勝した)日曜日はほとんど眠れなかったから、月曜と火曜は練習にならなかった。水曜のプロアマではじめて練習らしい練習をしたよ。でも今日は体調も戻ったし精神的にもリフレッシュされている。風が強くて大変だったけれどよく我慢出来た。このまま忍耐強くプレーしたい」とノーボギーのラウンドに手応えをつかんだ様子だ。
前週のバランタインズ選手権ではプレーオフ1ホール目で劇的なイーグルを奪い6年ぶりの優勝を飾った。その勝利が大きな自信に繋がったようで、今週も好調を維持している。
一方、ディフェンディング・チャンピオンのブランデン・グレイス(南ア)は2オーバー74を叩き80位タイと期待外れ。日本勢唯一出場の谷昭範も3オーバー75と振るわず96位タイからのスタートとなった。
尚、欧州ツアー史上最年少の12歳242日で今大会初参戦のアマチュア、イェ・ワーチェン(中)は1バーディ、8ボギーの7オーバー79と崩れ、140位タイと大きく出遅れている。