F.カプルス、C.モンゴメリーらが殿堂入り
更新日:2013/05/08 11:54
掲載日:2013/05/08 11:44
1992年マスターズ覇者のフレッド・カプルス(米)が世界ゴルフ殿堂(ワールド・ゴルフ・ホール・オブ・フェイム)入りを果たした。
現地時間6日、フロリダ州の世界ゴルフ殿堂で行われた式典に出席したカプルスは「夏になると毎日母が5ドルをくれてジェファーソンパークでプレーした。グローブが買えなかったから今でも素手でプレーしている。14歳の時ツアープレーヤーが街にやってきてゴルフクリニックをしたときに見ていた」とシアトル在住だった少年時代のエピソードを披露。その時のツアープレーヤーがリー・トレビノ(米)でカプルスはトレビノを指導者と仰ぎ、同時に大好きな選手だとも話している。
マスターズ優勝後、米国勢として史上初めての世界ランキングNo.1の座にも輝いたカプルス。その後は持病の腰痛に苦しんだが、現在はチャンピオンズツアーで活躍している。毎年得意としているマスターズでは素晴らしいプレーを見せており、今年も史上最年長優勝の期待がかかるほどのプレーぶりだった。
尚、カプルスと同時に殿堂入りしたのは、欧州ツアー7年連続(通算8度)賞金王に輝いた実績を持つコリン・モンゴメリー(スコットランド)と、全米オープン優勝経験もありテレビ解説者としても知られるケン・ベンチュリ氏、長年欧州ツアーをコミッショナーとして牽引してきたケン・スコフィールド氏、全英オープン2勝でコース設計家でもあるウィリー・パークJr.氏の4人。これでホール・オブ・フェイマーは全部で146人となった。