全米オープンに見向きもしないD.リン
更新日:2013/05/09 12:00
掲載日:2013/05/09 11:55
先週の米男子ツアー、ウェルズファーゴ選手権でプレーオフの末に敗れたデビッド・リン(英)が、マイペースなところを見せて周囲を驚かせている。
ルーキーのデレク・アーンスト(米)にプレーオフで敗れたものの、大会終了後の世界ランキングでは42位にランクアップ。残り3週間で同ランク60位以内に入れば手にできる全米オープン(現地時間6月13〜16日/ペンシルベニア州、メリオンGC)出場をほぼ確実にしたが、リンは「正直なところ、ホリデーが必要だからそうするよ」と、全米オープンウイークに予定していたバケーションを取り止めたり延期する気持ちはまったくない。
昨年の全米プロゴルフ選手権で単独2位に入り、米ツアーのシード権(出場権)を獲得したリンは今季、欧米両ツアーでプレー。今週の米ツアー、ザ・プレーヤーズ選手権(9〜12日/フロリダ州、TPCソーグラス)で、その試合数は早くも規定の15に達するほど一生懸命プレーしてきた。そのため、大会終了後には英国に戻り、米国に戻ってくるのは8月の全米プロゴルフ選手権(8月8〜11日/ニューヨーク州、オークヒルCC)と決めているだけに、全米オープンと言えども出場するつもりはさらさらないようだ。