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藤田、リュウが首位タイ発進! 1打差に佐伯、横峯は36位タイ

更新日:2013/05/09 18:21
藤田、リュウが首位タイ発進! 1打差に佐伯、横峯は36位タイ

 

 国内女子ツアーの今季公式戦初戦、ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップは9日、茨城県の茨城ゴルフ倶楽部 西コースを舞台に第1ラウンドの競技を終了。4アンダー68で回った藤田幸希、リュウ・ソヨン(韓)の2人が首位タイに立った。1打差3位タイには出場3試合連続優勝を目指す佐伯三貴、さらに1打差の7位タイには2010年大会覇者のモーガン・プレッセル(米)がつけている。

 この日1番スタートの藤田は、3番でバーディ奪取に成功するとそこから怒涛の4連続バーディ。9番でもきっちりバーディを奪い、前半をノーボギーの5アンダーで折り返す。後半は終盤の16番、17番で連続ボギーを叩いたものの、前半のリードを守りきり首位タイ発進となった。また、昨季の米女子ツアールーキー・オブ・ザ・イヤー(新人賞)のリュウも力の片鱗を見せた。インスタートの出だしの10番でボギーを叩いた時にはどうなるかと思われたが、そこから悪い流れを引きずらないのはさすが。17番、18番でバーディを奪い返し、1アンダーでハーフターン。後半は前半のうっ屈としたゴルフを跳ね返すように4バーディ(1ボギー)を量産して藤田と並ぶ首位タイに立っている。

 初の公式戦タイトルを目指す佐伯も、4バーディ、1ボギーの危なげないゴルフで首位と1打差の3位タイと好発進を切った。2週連続Vなど今季好調の佐伯はKKT杯バンテリンレディスオープン後、「今季はメジャーを意識したい」と語っており、気合は十分。果たして悲願の公式戦Vとはなるだろうか。歴代チャンピオンのひとり、プレッセルも復調のきっかけをつかむべく、5バーディ、3ボギーのラウンドで2アンダー70の7位タイから、大会2勝目を狙う。

 前週のサイバーエージェント レディスゴルフトーナメントで約2年ぶりとなる復活優勝を飾った横峯さくらはやや出遅れた。インスタートの前半は出だしの10番でバーディを奪ったものの、16番でまさかのダブルボギー。後半もいまひとつ波に乗れず(1バーディ、1ボギー)、1オーバー73の36位タイで初日を終えている。

 その他の主な上位選手では、1アンダー71の12位タイに森田理香子、イーブンパー72の19位タイに宮里美香、フォン・シャンシャン(中)、アマチュアのリディア・コ(ニュージーランド)、全美貞(韓)、不動裕理ら。横峯と並ぶ36位タイにはディフェンディング・チャンピオンのアン・ソンジュ(韓)、上原彩子、一ノ瀬優希、堀奈津佳らがつけている。

 一方、昨季の米ツアー賞金王の朴仁妃(韓)は4ボギー(1バーディ)を叩いて3オーバー75。比嘉真美子らと並ぶ76位タイと大きく出遅れている。

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