森田、メジャー初制覇に王手! 佐伯2位タイ、横峯は単独7位
国内女子ツアーの今季公式戦初戦、ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップは11日、茨城県の茨城ゴルフ倶楽部 西コースを舞台に第3ラウンドの競技を終了。悪天候となったこの日、ノーボギーの安定したゴルフを見せた森田理香子が通算7アンダーで単独トップに浮上した。予選ラウンドのトーナメントリーダー藤田幸希は3つスコアを落として通算4アンダー5位タイに後退している。
この日アウトスタートの森田は出だしの1番でいきなりバーディを奪取すると、3番でもバーディを奪い、スコアを2つ伸ばして前半を終える。後半にも13番、14番でバーディを重ねて、悪天候で上位陣がスコアメイクに苦しむ中、通算7アンダーとして後続に2打差をつけてリーダーボードの最上段に躍り出た。
出場3試合連続優勝を目指す佐伯三貴は1番でボギーを叩く低調なスタート。5番パー5でイーグルを奪うも、7番でこの日2回目のボギーを叩くと、後半もスコアを伸ばせず。イーブンパー72で通算5アンダーと変わらず、茂木宏美、リュウ・ソヨン(韓)と並ぶ2位タイで最終日を迎えることとなった。
また前日まで首位に立っていた藤田は3連続を含む6ボギー(3バーディ)を喫して3オーバー75。通算4アンダー5位タイまで順位を下げ、8バーディ、2ボギーでこの日のベストスコア6アンダー66をマークしたイ・ジウ(韓)と並んでいる。
その他上位陣は、2日連続2アンダー70でラウンドした横峯さくらが通算3アンダー単独7位。フォン・シャンシャン(中)が通算2アンダー8位タイにつけ、通算1アンダー10位タイには16歳のアマチュア、リディア・コ(ニュージーランド)、ディフェンディング・チャンピオンのアン・ソンジュ(韓)、不動裕理らが名を連ねている。
一方、米女子ツアーからスポット参戦している上原彩子と宮里美香は共に通算1オーバー19位タイ。2010年大会覇者のモーガン・プレッセル(米)もバックナインで4つスコアを落として通算2オーバー26位タイとなっている。