49歳J.マガート、大会最年長Vに向け優勝戦線浮上

　フレッド・ファンク（米）が米男子ツアー“第5のメジャー”、ザ・プレーヤーズ選手権（フロリダ州、TPCソーグラス）で大会最年長優勝を飾ったのが8年前。48歳9か月14日での快挙だったが、ここに来てジェフ・マガート（米）にその記録を塗り替える可能性が出てきた。

　現地時間11日に行われた第3ラウンドは雷の影響で2時間弱の中断を挟み、最終組が15番をプレー中にサスペンデッドに。そんな中、29位タイからスタートしたマガートが7バーディ、1ボギーの6アンダー66の好スコアをマーク。通算9アンダー暫定5位タイに順位を上げ、逆転Vが望めるポジションを確保した。

　今年の2月に49歳の誕生日を迎えたマガート。優勝ならファンクの記録を塗り替え最年長Vとなるが「目標？　予選を通ればいいと思っていたよ」と、大ベテランは嬉しい誤算に笑顔を浮かべた。しかし「気持ち的には以前と変わらず常に優勝を狙ってプレーしている。でもさすがにこの年になると体のあちこちが痛くてね。今週は手首、その次の週は肩が悲鳴を上げるという感じ。その中でだましだましやっているよ」と自嘲的に語っている。

　とはいえ「勝つためにここに来ているし、このコースは自分のプレースタイルに合っている。明日は良いスコアを出せそう気がしている」と意気盛んな49歳は自信をのぞかせた。