茂木がメジャー初制覇! 森田単独3位、横峯は単独7位
国内女子ツアー今季公式戦初戦、ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップは12日、茨城県の茨城ゴルフ倶楽部 西コースを舞台に最終ラウンドの競技を終了。悪天候に見舞われた前日とは打って変わって快晴に恵まれたこの日、首位に2打差の2位タイから出た茂木宏美が逆転でメジャー初優勝を達成した。
2011年5月以来の勝ち星をメジャーで獲ろうと意気込む茂木は、1番で幸先良くバーディを奪うと、5番、9番でもスコアを伸ばして3アンダーで折り返す。後半に入っても12番、16番をバーディとし、最終18番でこの日唯一のボギーを喫したものの、4アンダー68の好スコアでホールアウト。通算9アンダーまでスコアをスコアを伸ばし、およそ2年ぶりとなるツアー通算6勝目をメジャーの大舞台で飾った。
茂木と並ぶ2位タイからスタートした佐伯三貴は、上がり2ホール連続バーディを奪うなど4バーディ、2ボギーの2アンダー70。4月のKKT杯バンテリンレディスオープン、フジサンケイレディスクラシックに続く出場3試合連続優勝こそならなかったが、通算7アンダーの単独2位で4日間の競技を終えている。
一方、後続に2打差の単独トップから出た森田理香子にとっては苦しい最終日となった。バックナインで意地の3バーディを奪ったものの、前半と後半に2つずつボギーを叩いて1オーバー73。通算6アンダー単独3位に終わり、悲願のメジャー初制覇はお預けとなった。
その他上位陣では、通算5アンダー4位タイに米女子ツアーからスポット参戦しているリュウ・ソヨン(韓)、16歳のリディア・コ(ニュージーランド)、イ・ジウ(韓)の3人。通算4アンダー単独7位に前週復活優勝を飾った横峯さくらが入り、通算3アンダー8位タイに不動裕理、藤田幸希、アン・ソンジュ(韓)、フォン・シャンシャン(中)が続いた。
また、米ツアー組では2010年大会覇者のモーガン・プレッセル(米)が通算イーブンパー16位タイ。上原彩子は通算1オーバー19位タイ、宮里美香は通算3オーバー28位タイに終わっている。