J.コルダが2日間ノーボギーで奪首! 有村ぎりぎり予選突破
20歳のジェシカ・コルダ(米)が2日間ノーボギーの完璧なゴルフで単独トップに躍り出た。
米女子ツアー、モービル・ベイLPGAクラシックは現地時間17日、アラバマ州のRTJゴルフトレイルを舞台に第2ラウンドの競技を終了。初日首位タイ発進で話題をさらったレクシー・トンプソン(米)が伸び悩む中、単独3位からスタートしたコルダが7バーディ、ノーボギーの7アンダー65をマークし通算13アンダーでトーナメントをリード。1打差の単独2位には9アンダー63と爆発したベテランのカリー・ウェブ(豪)がつけている。
コルダは昨シーズンの開幕戦ISPSハンダ・オーストラリアン女子オープンで6人によるプレーオフを制し初優勝を飾ってから勝星がないが、今季はすでにトップ10に3回入り賞金ランクも15位と健闘中。週末は年下のライバル、レクシーとの優勝争いに期待がかかる。
その他上位陣は、通算11アンダー単独3位にシェラ・チョイ(韓)。この日1イーグル、8バーディの10アンダー62をマークしたシドニー・ミシェルズ(米)が通算10アンダーで初日の63位タイからポーナノン・パットラム(タイ)らと並ぶ4位タイに急浮上。通算9アンダー7位タイには首位タイから後退したレクシーの他、アザハラ・ムニョス(スペイン)、アリヤ・ジュタヌガーン(タイ)らがつけているが、ディフェンディング・チャンピオンのステイシー・ルイス(米)は2日連続2アンダー70にとどまり、通算4アンダー35位タイに低迷している。
日本勢はスポット参戦の片平光紀が3バーディ、1ボギーの2アンダー70をマークし通算3アンダー46位タイで予選をクリア。期待の有村智恵は14番パー3で痛恨のダブルボギーを叩きイーブンパー72止まり。通算イーブンパーで予選カットラインぎりぎりの70位タイと順位的には不本意だが決勝ラウンド進出を決めている。