ルーキーのP.ユーラインが猛チャージで暫定2位タイ浮上!
更新日:2013/05/18 19:15
掲載日:2013/05/18 11:45
ゴルフ用品メーカー大手、アクシネット社の御曹司でツアールーキーのピーター・ユーライン(米)があわや50台かと思わせる快調なゴルフで優勝戦線に浮上した。
欧州ツアーのマデイラ・アイランド・オープンはポルトガルのサント・デ・セラを舞台に現地時間17日、第2ラウンドの競技を行ったが荒天と濃霧の影響で進行が遅れ7人がホールアウト出来ないまま日没サスペンデッドが決定した。
難コンディションの中、目の覚めるようなプレーを見せたのが2010年の全米アマチュアゴルフ選手権覇者で今季ヨーロッパを主戦場にルーキーイヤーを戦うユーライン。この日は1番からの4連続バーディで波に乗ると、12番までに1イーグル、8バーディの猛チャージで夢の50台に期待が集まった。しかし、上がり4ホールで2つスコアを落として最終的には8アンダー64止まり。それでも通算8アンダーは暫定単独首位のクレイグ・リー(スコットランド/18ホール終了)に1打差と迫る暫定2位タイに浮上した。
「楽しかった。ショットもパットも12番までは完璧だった。ゲームプラン通りのプレーが出来た。終わりの方は気温が下がってとても難しいコンディションだったけれど、よく耐えられた」と初日の39位タイから暫定2位タイに浮上し手応えを滲ませたユーライン。週末はプロ初Vを目指し好調なプレーを維持したいものだ。
その他上位陣では、ユーラインと同じ暫定2位タイにマーク・トゥッロ(チリ/18ホール終了)がつけ、通算7アンダー暫定単独4位にトーマス・レベ(仏/18ホール終了)。初日単独首位発進のロイド・サルトマン(スコットランド/18ホール終了)はスコアを3つ落とし、通算5アンダーの暫定単独8位に後退している。