O.サタヤがツアー初優勝! 若林と金田は1打及ばず…
国内女子ツアー、ほけんの窓口レディースは19日、福岡県の福岡カンツリー倶楽部 和白コースを舞台に最終ラウンドの競技を行い、29歳のO.サタヤ(タイ)が通算6アンダーでツアー初優勝を達成した。
前日4アンダー68をマークして単独首位に躍り出たサタヤは、2番パー3で幸先良くバーディを奪うと、その後はスコアカード通りの我慢のゴルフが続くも、12番パー3で2つ目のバーディを奪取。終盤の16番と18番でボギーを喫したものの、イーブンパー72にスコアをまとめて後続に1打差をつけ逃げ切った。
1打差の2位タイ(通算5アンダー)に入ったのは若林舞衣子と金田久美子。2位タイから出た若林は前半だけで3つのボギーを叩いて2オーバーで折り返すも、後半は一転3つのバーディを奪ってイーブンパー72でフィニッシュした。5位タイから出た金田は前半に4バーディを奪って通算7アンダーまでスコアを伸ばしたが、勝負どころの15番と17番で痛恨のボギーを叩いて1アンダー71にとどまった。
その他上位陣は、通算4アンダー単独4位に北田瑠衣、通算3アンダー単独5位にフェービー・ヤオ(台)。通算2アンダー6位タイには笠りつ子、諸見里しのぶ、馬場ゆかり、大山志保、原江里菜の実力者5人が入った。
また、初日のトーナメントリーダーである一ノ瀬優希が通算1アンダー11位タイ、元賞金女王のアン・ソンジュ(韓)と服部真夕が通算イーブンパー16位タイ。2週前に復活優勝を飾った横峯さくらは3オーバー75と崩れ、通算1オーバー18位タイで終戦した。
米女子ツアーからスポット参戦している上原彩子と上田桃子はそれぞれ通算1オーバー18位タイと通算3オーバー27位タイ。前週メジャー初Vを惜しくも逃した森田理香子は、4オーバー76の乱調で通算4オーバー33位タイで3日間の競技を終えている。