森田急浮上、2週連続V狙える位置で最終日へ! 比嘉、木戸が首位タイ
国内女子ツアーのリゾートトラストレディスは1日、兵庫県の関西ゴルフ倶楽部を舞台に第2ラウンドの競技を終了。比嘉真美子、木戸愛が通算7アンダーで首位に並ぶ中、初日大きく出遅れていた森田理香子が通算4アンダーまでスコアを伸ばし、一気に優勝戦線に浮上した。
第1ラウンドで2オーバー74を叩き72位タイ発進となった森田だが、この日は本来のゴルフを取り戻した。インスタートの出だし10番で幸先良くバーディを奪うと、12番をボギーとするも、13番、16番でスコアを伸ばして2アンダーで折り返す。後半に入ると2番、3番で連続バーディ、さらに6番、7番でも連続バーディを奪取し、7バーディ(1ボギー)の猛チャージでこの日のベストスコア(タイ)6アンダー66をマーク。首位2人に3打差の7位タイに急浮上し、前週の中京テレビ・ブリヂストンレディスオープンに続く今季3勝目を狙える位置で最終日を迎えることになった。
トップに並ぶ2人も会心のゴルフを披露。比嘉はノーボギーの5アンダー67、木戸もノーボギーの3アンダー69でラウンドし、通算7アンダーでトーナメントをリードした。比嘉が優勝すれば4月のヤマハレディースオープン葛城以来2勝目、木戸が勝っても昨年7月のサマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント以来2度目の栄冠となる。
その他上位陣は、首位に1打差の単独3位にファービー・ヤオ(台)、さらに1打差の4位タイに一時単独トップに立っていた若林舞衣子、佐伯三貴、新崎弥生の3人。森田と並ぶ通算4アンダー7位タイには今季1勝の一ノ瀬優希、表純子、服部真夕ら7人がつけている。
また、初日56位タイ発進で予選通過記録の更新が危ぶまれた横峯さくらは、5バーディ、2ボギーの3アンダー69で回り、通算2アンダーで18位タイに順位を上げて予選を突破。諸見里しのぶもイーブンパー72にスコアをまとめ、通算1オーバー37位タイで予選通過を果たしている。
尚、ディフェンディング・チャンピオンの全美貞(韓)は首痛のため棄権した。