M.イロネンが6年ぶりV王手! M.マナセロ一歩後退
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2013/06/02 10:16
今季すでに2位(タイを含む)に2回入っているミッコ・イロネン(フィンランド)が6年ぶりの優勝に王手をかけた。
欧州ツアーのノルデア・マスターズは現地時間1日、スウェーデンのブロ ホーフ スロットGCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。この日ノーボギーの1イーグル、5バーディをマークし、7アンダー65の好スコアを叩き出したイロネンが通算18アンダーまでスコアを伸ばし、前日の単独2位から単独トップに躍り出た。
2打差の単独2位に地元一番人気のアレクサンダー・ノレン(スウェーデン)、通算14アンダー3位タイにジョナス・ブリクスト(スウェーデン)、通算12アンダー単独5位にリカルド・カールバーグ(スウェーデン)がつけるなど、リーダーボードの上位を北欧勢が独占する中、前日までトーナメントを引っ張り2週連続優勝を狙うマッテオ・マナセロ(伊)は、最終18番で池につかまる手痛いダブルボギーを叩き1アンダー71止まり。通算14アンダー3位タイに後退した。
2007年に2勝を挙げているイロネン。そのうちの1勝が当時スカンジナビアン・マスターズの名称で行われていた今大会だった。以来、勝ち星から遠ざかり、すでに30代(33歳)を迎えている。
「明日もう1ラウンド、ロースコアを出さなければ勝てないだろう。下から強い選手が追いかけてくるだろうからね」と2打差の単独トップに立ちながらも、気を引き締めるイロネン。好調なスウェーデン勢や、前週ビッグイベント(BMW PGA選手権)を史上最年少で制したマナセロらの追撃を交わし6年ぶりの勝利を手にするべく、残り18ホールに持てる力すべてをかけるつもりだ。