R.コクラン逆転V! 2年ぶりツアー通算4勝目
更新日:2013/06/03 11:13
掲載日:2013/06/03 11:08
目まぐるしくトップが入れ替わる混戦の中、ラス・コクラン(米)が一昨年の全英シニアオープン以来2年ぶりに勝利の美酒に酔いしれた。
米チャンピオンズツアーのプリンシパル・チャリティ・クラシックは現地時間2日、アイオワ州のワコンダCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。この日単独4位からスタートしたコクランが5アンダー67をマーク、通算11アンダーまでスコアを伸ばし僅差の勝利をもぎ取った。コクランにとってこれが同ツアー通算4勝目。昨年未勝利に終わった雪辱を果たした格好だ。
そのコクランと激しい優勝争いを演じたのがジェイ・ドン・ブレイク(米)。土壇場の17番パー3でボギーを叩いて勝利を逃し、1打差の単独2位に甘んじた。
また上がり4ホールで3バーディを奪ったカーク・トリプレット(米)が通算9アンダーで、マーク・カルカベッキア(米)、ツアー初Vを目指し単独トップからスタートしたダフィ・ウォルドルフ(米)と並び3位タイ。ピーター・シニア(豪)は通算8アンダー単独6位とまたも悲願のツアー初優勝とはならなかった。
初日に出遅れ、2日目は更に後退するなど、らしからぬプレーが続いていた賞金ランキング1位のベルンハルト・ランガー(独)は3日目にしてようやく60台(3アンダー69)をマーク。通算イーブンパーで前日の53位タイから31位タイに順位を上げ3日間の競技を締めくくっている。