L.ジャンセン、メタルスパイク着用で予選失格!
更新日:2013/06/05 12:51
掲載日:2013/06/05 11:28
全米オープン2勝のリー・ジャンセン(米)が、まさかのセクショナル・クォリファイ(最終予選)失格で3勝目を狙うチャンスを逃した。
現地時間3日、全米11か所で行われたセクショナル・クォリファイのうち、ジャンセンが選んだのはメリーランド州のロックビルのウッドモントCC。1日36ホールのプレーのうち、前半を3オーバー75で終え、昼食を摂ったジャンセンは、パッティンググリーン脇にいた。そこへ大会主催者のUSGA(米国ゴルフ協会)関係者がやってきてこう尋ねた。「あなたはメタルスパイクを履いていますか?」と。答えは「イエス」。その瞬間、失格を通告されたのだ。
全米オープン本戦(13〜16日/ペンシルベニア州、メリオンGC)でメタルスパイクの使用は禁止されていない。だが、クォリファイの舞台では、開催コースがこれを禁止していれば当然禁止ということが、Eメールによる大会規約に書かれていた。だが、ジャンセンはこれを見逃してしまった。
「これまでのクォリファイでメタルスパイクじゃなかったことはなかった。午後のラウンドで頑張るつもりだったのに」と呆然とするジャンセン。だが、時すでに遅く、全米オープン3勝目に挑戦する権利すら、今年は得られずに終わってしまった。