J.ルーテン、逃げ切りV! T.ビヨーンは一歩及ばず
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2013/06/10 10:15
2日目から首位を快走したヨースト・ルーテン(オランダ)が逃げ切って2年ぶりツアー通算2勝目を挙げた。
オーストリアを舞台に行われた欧州ツアー、ライオネス・オープン(ダイヤモンドCC)は現地時間9日、最終ラウンドの競技を終了。途中雷雲が近づいたためおよそ1時間の中断を挟む中、後続に3打差の単独トップからスタートしたルーテンが3バーディ、2ボギーの1アンダー71にスコアをまとめ、通算17アンダーで優勝を飾った。
「素晴らしい1週間でした。勝てて本当にうれしい。今日はボギーが先行して後続の追撃を許したけれど、最後まで崩れなかったのが自信になります」と2年ぶりの勝利を喜んだ27歳のルーテン。前週まで世界ランクは137位だったが、この勝利でトップ100圏内に入ってくることは間違いない。
そのルーテンを最終日に追い上げたのが42歳のトーマス・ビヨーン(デンマーク)。5バーディ(1ボギー/4アンダー68)を奪って通算15アンダーまでスコアを伸ばしたがルーテンに2打及ばず。2年ぶりツアー通算14勝目はお預けとなったが「週末良いプレーが出来たけれど少し足りなかった。ルーテンはずっと惜しいチャンスを逃して来た。将来有望だし今週は彼に脱帽だね」とベテランは年下の勝者に賞賛を惜しまなかった。
その他上位陣は、この日6アンダー66の好スコアをマークしたリャン・ウェンチョン(中)が通算14アンダーでロメイン・ウォッテル(仏)と並び3位タイに食い込み、通算13アンダー5位タイにポール・ワーリング(英)とジョージ・カンピーヨ(スペイン)が入った。