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森田、服部が挑む負けられない4日間大会

更新日:2013/06/12 11:00
森田、服部が挑む負けられない4日間大会

 

 森田理香子が“姉弟子”の優勝に刺激を受けてシーズン3勝目を狙う。

 国内女子ツアー今季第15戦、サントリーレディスオープンゴルフトーナメントが13日、兵庫県の六甲国際ゴルフ倶楽部を舞台に開幕。実力者有利と言われる4日間、72ホールの大会だけに、現在賞金ランキング首位を快走する森田が優勝候補の筆頭なのは言うまでもない。

 先週のヨネックスレディスゴルフトーナメントでは最終日にチャージを見せて単独2位となった。シーズン3勝目は逃したものの、勝利をつかんだのは同じ岡本綾子門下の最年長、表純子で8年ぶりの復活優勝だった。18番グリーンサイドで仲間たちと共に先輩の復活を祝福した森田は、喜びと同時にさらなる飛躍を誓った。

 予選ラウンドでは、約1,300万円差の賞金ランキング2位で追走する佐伯三貴と同じ組。佐伯もすでに今季2勝を挙げ、森田同様に安定したゴルフを続けているだけに、賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円の争奪戦に負けるわけにはいかない。

 一方、やはり岡本門下の服部真夕にも負けられない事情がある。昨季大会では単独首位で最終日を迎えながら、当時16歳のアマチュア、キム・ヒョージュ(韓)の猛攻に遭って敗北。ふがいなさを自ら嘆いた屈辱を経験しているのだ。

 今年は万全を期してシーズンインしたはずが、開幕から2試合続けて予選落ちと苦しい日々を送っていた。それでも、ここへ来て2週前のリゾートトラストレディスで単独2位、前週5位タイと復調の気配を見せている。森田同様、表の勝利を祝福し自分にも喝を入れた今、今季初優勝への思いはさらに強まっている。昨年の雪辱を果たし、新しい一歩を踏み出すためにも、72ホールの長丁場を制したいところだ。

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