P.ミケルソン、全米オープン前日に娘の卒業式出席?
更新日:2013/06/12 11:32
掲載日:2013/06/12 10:40
悲願の全米オープン優勝を狙うフィル・ミケルソン(米)が、大会前日に現地を留守にするという賭けにでた。
過去13回の出場で2位(タイ含む)が5回と、何度も手に入れかけたビッグタイトルを逃しているミケルソンが挑むのは、メリオンGC(ペンシルベニア州)が舞台の第113回大会(現地時間13〜16日)だ。ところが、大会2日前の公式記者会見を欠席。代わりにコメントを発表し、そこで意外なことを言いだした。「水曜日に娘のアマンダが卒業式でスピーチするんだ。そこにいたいと思う。それに雨がひどくて練習ラウンドがしっかりできるかどうか分からないから、月曜日に家に帰ってきた」と、カリフォルニア州サンディエゴ近郊の自宅にいることを告白。そこで打ち込みとパッティング練習に明け暮れたと言うのだ。
大一番を前に娘の卒業式に出席するあたり、さすがはツアーNo.1と言われる“マイホームパパ”。だが、ミケルソンはすでに先週コースの下見を済ませており、準備は完璧と言うわけだ。
前哨戦の米男子ツアー、フェデックス・セントジュード・クラシックでは優勝こそできなかったものの、2位タイに入り仕上がりの良さをアピールしたミケルソン。今度こそ、しっかりと優勝することを家族にも誓って、直前に現地入りするに違いない。