聖地への切符をかけた戦いが開幕
更新日:2013/06/13 11:06
掲載日:2013/06/13 10:59
国内女子ツアーのサントリーレディス(13〜16日/兵庫県、六甲国際ゴルフ倶楽部)は、実力が問われる4日間、72ホールの戦いであると同時に、全英リコー女子オープン(現地時間8月1〜4日/スコットランド、セントアンドリュース オールドC)出場権がかかる大事な大会だ。
今大会終了後の賞金ランキング5位以内に入れば、今季メジャー第4戦への切符を勝ち取れるとあって可能性のある者は目の色を変えている。今大会の優勝賞金は1,800万円なので、賞金ランク1位の森田理香子(獲得賞金6,891万4,571円)、2位の佐伯三貴(同5,595万3,428円)はもちろん当確。3位の横峯さくら(同4,247万7,071円)も今大会で予選を突破すれば出場が決まる。
白熱した戦いになりそうなのは、4位の茂木宏美(獲得賞金3,549万571円)、5位の全美貞(韓/同3,463万6,285円)と、6位比嘉真美子(同3,452万8,000円)、7位堀奈津佳(同3,260万2,666円)だ。
全とは、わずか11万円程度の差しかない比嘉は、ルーキーながらすでにヤマハレディースオープン葛城、リゾートトラストレディスと2勝している実力者。特にヤマハは今大会同様の72ホール大会だったこともあり、メジャー初出場に向けやる気満々だ。7位の堀も、全との差は200万円程度。コーチの江連忠が主宰するETGA(江連忠ゴルフアカデミー)の本拠地が今大会の舞台でもある六甲国際とあって、ホームの利を活かして全英切符を勝ち取りたいところ。
今季の全英の舞台は、ゴルフの聖地、セントアンドリュース オールドC。それだけに、その出場切符を争う戦いは、例年以上に激しいものになりそうだ。