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大雨にも負けず、全米オープンいよいよ開幕!

更新日:2013/06/13 12:03
大雨にも負けず、全米オープンいよいよ開幕!

 

 第113回全米オープン(現地時間13〜16日)開催コースのメリオンGC(ペンシルベニア州)は数々の歴史的大会の舞台としても知られている。だが、開幕を前に週末からの大雨の影響でコースが洪水のように水浸しになり、予定通りに練習ラウンドを行えない選手が続出した。

 水しぶきを上げてボートのように走るカートの写真が世界中に出回り、開催そのものを危ぶむ声もあったが、こんな状態でもUSGA(全米ゴルフ協会)エグゼクティブ・ディレクターのマイク・デービス氏は落ち着いた様子を崩さなかった。

「ここは私が見た中で、もっとも水はけの良いコース。メリオンにはフラットなライが少なく、素晴らしく水が流れて行くんだ」と自信満々。水はけが悪いと思われる11番と12番が万が一、プレーできない状態になっても、代わりにウエストコースの4番、5番を使えるようにしてあるほどの準備のよさを見せているのだ。

「こんなふうに嵐が来て大雨が降った場合、早く過ぎ去るものだ。24時間で3.5インチもの降雨があったけれど、水はけがいいから大丈夫。心配はしていない」と言い切った。

 天気予報では大会初日の木曜日までは雨模様だが、週末は晴れる予定のようで、大会は無事に行われそうだ。ただ、水はけがよくても厳しいセッティングが売り物の全米オープンのグリーンがどこまで乾くか。勝負の行方を左右するだけに気になるところだ。

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