20歳の堀奈津佳が今季2勝目、後続に8打差の圧勝劇!
国内女子ツアーのアース・モンダミンカップは30日、千葉県のカメリアヒルズカントリークラブを舞台に最終ラウンドの競技を終了。前日コースレコードに並ぶ『64』を叩き出して単独トップに浮上した堀奈津佳がこの日も『67』の好スコアをマークし、後続に8打差をつけ通算21アンダーで今季2勝目を挙げた。
堀は2番で幸先良くバーディを奪うと、7番で2つ目のバーディ。そして12番までスコアカード通りのゴルフを展開し、この時点で2位に並ぶ全美貞とイ・ボミの韓国勢2人に6打差をつけ楽勝ムードに持ち込む。
その後も14番でイーグル、最終18番をバーディとした堀は、ノーボギー、1イーグル、3バーディの5アンダー67でホールアウト。決勝ラウンドに入って別次元のゴルフを披露した20歳が、ツアー初Vを達成した3月のアクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI以来となる2勝目を圧勝劇で飾った。
尚、優勝スコアの通算21アンダー(267)は、4日間72ホール競技におけるツアー最少ストローク記録。これまでの記録は、2002年に不動裕理が、2012年にキム・ヒョージュ(韓)がマークした通算17アンダー(271)だった。
その他上位陣は、堀に8打差の単独2位に全美貞、さらに1打遅れた3位タイにイ・ボミ、藤本麻子の2人。通算11アンダー5位タイに東浩子、成田美寿々、通算10アンダー7位タイには金田久美子、アン・ソンジュ(韓)、テレサ・ルー(台)が入った。
今季3勝で賞金ランキング首位の森田理香子は2つスコアを伸ばして通算7アンダー14位タイ。連続予選通過記録を『99』に伸ばした横峯さくらは通算6アンダー22位タイで終戦している。
また、木戸愛は諸見里しのぶらと並び通算4アンダー32位タイ、ディフェンディング・チャンピオンの服部真夕は通算1アンダー51位タイで4日間の競技を終えた。