成田、プレーオフ制し今季初V! 不動は2打差単独4位
更新日:2013/08/18 17:37
掲載日:2013/08/18 17:31
国内女子ツアーのNEC軽井沢72ゴルフトーナメントは18日、長野県の軽井沢72ゴルフ北コースを舞台に最終ラウンドの競技を終了。20歳の成田美寿々が単独首位から出たリ・エスド(韓)とのプレーオフを制し、逆転で今季初勝利を飾った。
首位に6打差6位タイからスタートした成田は、前半に3つバーディを奪ってリーダーボードを駆け上がる。後半も勢いそのままに10番、12番、14番でスコアを伸ばすと、勝負どころの17番でもバーディを重ねて7バーディ、ノーボギーの7アンダー65をマーク。通算14アンダーでホールアウトし、この日最終組で1つスコアを伸ばすにとどまったリ・エスドとのプレーオフに持ち込む。
プレーオフ1ホール目は両者パーで譲らず、迎えた2ホール目。リ・エスドが先にバーディパットを外すと、成田は約8メートルのバーディパットをねじ込み勝負あり。今月プロテストに合格したばかりの20歳のヒロインが、昨年10月の富士通レディース以来となるツアー通算2勝目を挙げた。
その他上位陣は、通算13アンダー単独3位にツアー2勝の笠りつ子。通算12アンダー単独4位に2シーズンぶりの優勝を狙った不動裕理が入り、ディフェンディング・チャンピオンの吉田弓美子は通算11アンダー単独5位で3日間の競技を終えた。
また、上原彩子は後半だけで5つのバーディを奪うなど3アンダー69をマークし、通算7アンダー15位タイ。賞金ランク首位の森田理香子は通算5アンダー25位タイ、同2位の堀奈津佳は通算イーブンパー50位タイに終わっている。
尚、横峯さくらは前日54位タイで予選落ちを喫し、自身の持つツアー連続予選通過記録が『101試合』でストップしている。